■ 商品説明

～ロイトリンゲンのラウンドワン～ 　1920年代、アドルフ・ヴェンドラー社長は、高品質なモデルを提供することで、カロッセリーバウ・ヴェンドラー社に一流の名声をもたらした。その10年間にロイトリンゲン工場から出荷されたシートメタルクラッディングを追加したシャーシは60台近くにのぼり、1930年以降は270台にまで増加した。革新と一流の職人技により、多くの裕福な人々が同社を訪れ、特別な車体を注文した。100人もの従業員がすべての下部構造を担当し、例としては、BMWタイプ326をベースとした新しいクラッディング車が作られ、大成功を収めた。 　 1937年、BMWは新型ボディによる1回限りの生産だけでなく、このクルマを常時ラインナップに加え、販売パンフレットも印刷した。その中でロイトリンゲン工場は、「50馬力......流線型の3-4人乗り......」という簡潔な言葉でBMW 326を宣伝し、言葉よりもその画像を通して見た人に必ず効果がもたらされると信じていたようである。新しい、非常に流線型の金属製のクラッディングが、もはやオリジナルのBMWとの関連性が残っていないのが印象的だった。この独特な魅力のBMWストリームライナーが何台工場から出荷されたかは不明である。

■ 商品仕様